恋を読むVol 2〜魂の詩人、そして「奇怪な三角関係」
昨晩は山北町谷峨のDestureにて「恋を読むVol 2〜魂の詩人、そして「奇怪な三角関係」」がありました。中原中也の人生を振り返りつつ彼の詩を皆で朗読する会です。
前半は僕が恋バナを交えつつ彼の人生を解説し、続いて小田原図書館長の古矢さんが小田原との絡みについてお話して下さいました。そして後半は僕のセレクトした中也の詩20編を一人ずつ歌います。
中原の詩は音楽を意識していることもありリズムが心地いいんです。言葉も美しくってうっとりした気分になったり切ない気分になったり。また以下の点が意外にウケました。
✕ 汚れちまつた悲しみに
○ 汚れつちまつた悲しみに
「れ」のあとに「つ」が入るのです。小さい「っ」でないのは戦前だからですが、中也は跳ねるように歌っていたのかもしれませんね。
美味しいビールを味わいながら楽しい一晩となりました。参加して下さった皆様に感謝です!